“海外で働きたい!”けど、英語力が足りないかも・・という方が、英語圏以外で就職しようと考えるのは当然なことかもしれません。
中でも働きたい国の上位が、今僕が働くタイという東南アジアの国です。
その人気は、よくテレビ番組『幸せ!ボンビーガール』などでも紹介されていますよね。
- タイ就職で必要な英語力。
- あると有利?就職時にタイ語力はどのくらい必要か。
- 今日から出来るおすすめの英語勉強法。
僕は現在タイで働いていますが、英語力と少しのタイ語があったからこそ意外と簡単に就職先が見つかったのは事実です。
しかし、中には語学力不問の会社もタイには多くありますし、また日本語だけで働けるコールセンターなどもありますよね。
そこで今回は、タイ就職/就活時に必要な英語力(またはタイ語力)について書いてみました。
タイでの就職活動でどのくらいの英語力があれば有利?

2017年に僕は初めてタイで就職活動を行いました。肝心の僕の英語力はと言うと、”普通の人よりは英語が使えた”のは事実です。
しかし決してペラペラなわけではなくて、趣味の英会話程度のレベルでした。それでも、英語が少しでも話せるとタイ就職が優位に働くことは間違いありません。
タイでの就職活動において、英語が出来ると出来ないとでは選べる職種・会社の数、もらえる給料の額は大きく変わってきます。
- タイで就活する際は人材派遣会社に登録するのが一般的ですが、英語力はTOEICやTOEFLで先ずは判断されます。
- しかし、それとは別に派遣会社のタイ人スタッフと英語で会話をし、コミュニケーション力を見られます(全ての派遣会社で似たような会話テストあり)。
- この会話テストが、派遣会社が希望者を会社に紹介する最も大きな判断基準(英語力に関して)になると、僕は実際に体験して感じました。
つまり、TOEICやTOEFLの点数よりも、”実際に英語を使ってコミュニケーションが取れるか”どうかが、タイでの就活において最も見えられる点です。
例えば僕のように、筆記テストは苦手ですが海外旅行で身に付けた多少の英会話スキルがあれば、意外とタイの日系企業では重宝されますよ。
そのため、TOEICやTOEFLの点数が悪くても、タイ就活は絶対に諦めないで下さい。
タイでは英会話が出来るだけで月収5万バーツは間違いない
あなたがもし、コミュニケーションが取れるレベルの英語力(つまり英会話スキル)があれば、間違いなく月収5万バーツは保証されます。
むしろ、その程度の英語力が無ければ、あなたが何か優れたスキルが無い限りタイで働ける会社は、残念ながら日本語だけで働けるコールセンターのみに絞られることになりますね。
なにもビジネスレベルの英語力は必要ありません(片言の英語力である僕でも、こうしてタイの日系企業で働いています)。
ですから、今現在コミュニケーションが取れる英語力が無い方は、日本にいる間に「オンライン英会話」などを活用し、先ずは”会話力”を鍛えるようにして下さい。
タイ語力は就職後になんとかなる

次はタイでの就活または就職時に必要な”タイ語力”について、僕の実体験をもとに書いてみます。
結論から先にお話すると、バンコクにあるオフィスで働くことが前提であのならば、タイ語力は英語力ほど必要とされません。その理由は、バンコクで働くタイ人は英語を話せる人が多いからですね。
タイでは日系企業を中心に就活をされると思いますが、先ずは英語が話せることが第一条件で、”タイ語は就職時に覚える意欲がある”程度で問題ありません。
とは言っても当然タイ語が話せる方が仕事の幅が広がりますから、余裕のある方はタイ就職の前に勉強しておくと有利です。
工場勤務なら嫌でもタイ語を覚える必要がある
なお、バンコク郊外の工業団地、例えばアマタナコーン工業団地やアマタシティー工業団地など、バンコク以外の工場勤務ならタイ語を使う機会はかなり多いです。
理由は単純で地方からのタイ人が多く働いていて、且つそれらのタイ人は英語がほとんど話せないからですね。そういった工業団地で働く場合は、就活時に”意思疎通が出来るタイ語力”を最初から求める企業も多いように感じます。
余談ですが、それらの工業団地に工場のある企業はバンコクオフィスを構える企業よりも、給料やボーナスが比較的高い傾向にあります。
もちろん僕が就職した企業のように、中には英語だけでも働ける会社もありますから、先ずは諦めずにダメ元で受けてみるのもアリですよ。
タイ就職で欠かせない英語力の磨き方

それでは、タイ就職前にやってほしい英語勉強法をご紹介します。
タイでの就活時に一番重要視されるのは、上でも書いた通り”英語を使ったコミュニケーション力”ですね。このスキルさえあれば、TOEICやTOEFLの点数は二の次で構いません。
そのため日本にいる際に、英語は下記の3点のみを徹底的に行うことに終始して下さい。
- 先ずは英語を聞き取れるようにリスニング力を付ける。
- 発音がキレイだと自分の英語力に自信が付くので、偉人の英語スピーチなどを覚えるまで音読する。
- 自宅でオンライン英会話
を活用し、毎日コミュニケーション力を鍛える。
僕は日本にいる頃、趣味が英会話でしたのでオンライン英会話を活用して、毎日20〜30分だけ外国人(フィリピン人)と会話をしていましたね。
たったそれだけのことを毎日続けるだけでも、自分の英語力に自信が付きます。そして、タイの人材派遣会社で行った会話テストでは、上場の出来でした。
僕ら日本人にとって英語が第二言語であるように、タイ人にとっても同じように第二言語ですから、全く恐れる必要はありません。
タイ就職した人の英語”サバイバル勉強法”がスゴい
僕がバンコクで会った現地採用の方に、3ヶ月間フィリピン格安留学で英語力を身に付けてからタイで就活をしたという話を聞きました。
その方はタイ就職前は英語が全く話せなかったのですが、フィリピンで英語留学をして徹底的に英会話を勉強し、今では英語で仕事が出来るほどに。
また、他のお友だちは、タイ就職前に「リゾートバイト」を活用して、外国人旅行者の多いホテルで住み込みのアルバイトをしていたそうです。
生きた英語を学べる、まさにサバイバルの状況に自分を追いやったことで、かなり会話力が上達したそうですよ(また、住み込みなので貯金も結構貯まったとのこと)。
結局、タイで働くために必要な英語力(タイ語力)はどのレベル?

最後に、タイ就職に必要な英語力をまとめます。
TOEICやTOEFLの点数よりも、英語でのコミュニケーション力が大切でしたね。僕も趣味の英会話が功を奏し、何とか好条件でタイの日系企業に就職することが出来ました。
- バンコクで就職するなら、タイ語は二の次で良い。
- 必要なのは英語力、特に英語でコミュニケーションが取れるスキル(英会話力)が重要視される。
- そのためリスニング力やスピーキング力を鍛えておくことが大切。
今回はあくまでも僕の体験談をもとに、タイで働くために必要な英語力について詳しく書いてみました。
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