タイのコールセンターで働いていました。給料や生活環境は?日本語のみでOKって本当?

タイ就職と言ったら、真っ先に思い付くのがコールセンターかもしれません。

コールセンターは日本語だけで働ける職場として、人気テレビ番組『幸せ!ボンビーガール』でもタイ移住者に大変人気があるように報道されています。

実は僕も過去に1年間だけ働いていた経験がありますので、今回はタイのコールセンターで働くリアルな体験談を赤裸々に書いてみました。

今記事のダイジェスト
  • タイのコールセンターでもらえる給料はいくらか。
  • 実際の職場環境と本当に日本語のみで仕事が出来るのか。
  • コールセンターの給料だけで、どれくらい快適にタイ生活をおくれるか。

僕がタイのコールセンターで働いていたのは約10年も前の話ではありますが、テレビなどで見る限り今もその当時もほとんど変わっていないと思います。

今回の記事の結論を先に言えば、”タイのコールセンターで働く経験は全然アリですが、それで一生暮らそうとは思わない”ですかね。

いずれにしても、初めてのタイ生活を僕にくれたコールセンター業務には、今でも大変感謝しています(良い経験をありがとう!)。

タイ・コールセンターの給料

日本のテレビバングでもよく取り上げられ、ネットやTwitterでも話題が絶えないタイのコールセンター業務。

僕は約10年近く前に、実はバンコクのコールセンターで働いていた経験があります。

その頃の僕の月収は約2万5千バーツくらいでしたが、現在はタイの物価も当時と比べ上がっていますから、必然的に給料水準も上がっているようですね。

コールセンターの給料(2018年版)
  • 時給200バーツ(約650円)
  • 月収3万〜4万バーツ(10〜13万円)

こうやって見ると、タイのコールセンターの月収は意外と悪くないように見えますね。

そしてテレビなどの影響もあり、僕が働いていた当時よりもコールセンター業務を通してタイ移住を希望する日本人が増えているようです。

確かに時給200バーツ(約650円)と言うと、地方都市でのアルバイトと比較してみても、ほとんど遜色ありません。

 

豆知識

タイで日本人が働く場合の最低賃金が5万バーツという情報を見たことがあるかもしれませんが、コールセンターはタイ投資委員会(通称BOI)の認可を受けているため、最低賃金以下でも日本人を採用することが出来ます。

 

一般的なタイ現地採用の給料は?

さて、月収最大4万バーツのコールセンター業務と比べ、一般的なタイ現地採用の給料はいくらくらいでしょうか?

上の豆知識でも触れましたが、タイで日本人が働くための最低賃金は、2018年現在では5万バーツ(額面月収)と定められています。

また月収5万バーツと言う金額は、タイで働くために必要な就労ビザ、通称ワークパーミットを取得するための最低条件でもあります(他の外国人やBOI企業を除く)。

しかし、こういったタイの企業(日系企業を含む)で働くためには、日本での就労経験や英語・タイ語をはじめとした即戦力的なスキルが必要ですよね。

そういった意味では、日本語だけで働けるコールセンターはタイ移住のための最初の一歩として、ぜひともおすすめしたい就職先の1つです。

日本国内で契約社員やアルバイトとしてくすぶっている方にとって、タイのコールセンターは今すぐ海外移住を実現できる、大きなチャンスとも言えるのではないでしょうか。

 

月収3万バーツ(約10万円)のタイ暮らし

それではコールセンターの月3万バーツ(約10万円)の給料で、タイで本当に暮らしていけるのかどうかリアルな話をしてみましょう。

結論から先に言っちゃうと、”暮らすことは可能だけど制限もある”といったところですかね。

バンコクであっても住むところは5,000バーツ前後からありますし、食費も一食40バーツ程度で食べられる屋台やフードコートが街中にあります。

しかし、日本食を食べようと思うと一食300バーツ前後はかかってしまいますから、残念ながら毎日を日本食というのは難しのではないでしょうか。

そのためタイ料理を日々食べつつ、週に1〜2度は贅沢して日本食という生活を覚悟する必要があります。

 

プール付きコンドミニアムも夢じゃない!?

ただし、毎日タイ料理でも全く問題ないという方は、浮いたお金で少し贅沢な住居で暮らすことが出来ます。

バンコクにはプールやジム付きの部屋(通称コンドミニアム)が多く、場所によっては1万バーツ程度から探すことが出来るんですよね。

僕も当時はプールとジムの付いた部屋に住んでいました(当時は7,000バーツくらい)。

また、住居も安く済ませるのであれば、浮いたお金で周辺諸国へ海外旅行にだって行けます。

実際、コールセンターで働いている方々は、カンボジア・ラオス・ミャンマー・マレーシアなど、陸路(今はLCC)を活用してよく旅行していました。

 

タイ・コールセンターの業務内容

気になるタイのコールセンター業務の内容ですが、基本的には日本のコールセンター業務と全く変わりません。

お客様からの問い合せや、たまにくるクレームを処理していく業務ですね(もちろんお客様は日本人のみですから、業務は全て日本語で完結します)。

タイ・コールセンターの業務
  • 日本人からの問い合わせやクレームに電話で対応。
  • 上司(リーダー)も日本人。
  • つまり業務の全てが日本語のみでOK。

僕が働いていたバンコクのコールセンターでは、主に商品の電話注文を受け付ける業務がメインだったように記憶します。

1日何十件と電話を受け付けるので、そういった意味では少しシンドい業務かもしれませんが、責任も無くかなり緩い職場環境でした。

 

バンコクにあるコールセンター

僕の知る限り、タイの首都バンコクにある日本人がメインで働く日系コールセンターは下記の通り2社あります。

バンコクのコールセンター
  • Masterpiece Group (Thailand) Co., Ltd. 

CAT Tower 20th Floor, 72 Trok Wat Muangkhae, Charoenkrung Road, Bangrak 10500


  • Transcosmos (Thailand) Co., Ltd.

Exchange Tower 37th Floor, 388 Sukhumvit Rd. Klongtoey Krung Thep Maha Nakhon 10110

 

チェンマイにあるコールセンター

タイ北部チェンマイは観光地として大変人気ですが、実は日本人が働けるドイツ系のコールセンターが1社だけあります(若干名)。

チェンマイのコールセンター
  • Chiang Mai Lanna Business Services Ltd.

Airport Business Park Building C 92/1 Mahidol Road, Tambon Haiya Amphur Muang, Chiang Mai 50100

 

タイ・コールセンター勤務からのキャリアアップ

コールセンター勤務は、タイ移住の敷居をグッと下げてくれます。ですが、あなたが気にしてるのはコールセンター後のキャリアプランかと思います。

しかし、心配無用です。現在の僕はタイの日系企業に再就職して、現地採用にもかかわらず年収400万円程度の給料をもらっていますよ。

また、コールセンターから素晴らしいキャリアアップをされた方々をたくさん知っていますので、今回は代表的な二人だけをご紹介してみますね。

ただし良いキャリアアップが出来るかどうかはアナタ次第ですので、全てを鵜呑みにせず最終的な結果は自己責任でお願いします。

 

コールセンター業務3年Aさんのその後のキャリア

Aさんは僕がコールセンターで働いていたとき、部署リーダーをされていた30代後半の男性です。リーダーと言ってもコールセンターですから、給料はそこまで高くなかったはず。

彼はかなり夜遊びに長けていて、またノリが良い性格からか多くの人から兄貴として慕われる存在でした。

僕がコールセンターを辞めてからお話する機会はなくなりましたが、数年後、共通の知り合いから聞いた話によると、タイで日系商社に現地採用として再就職をしたとのことです。

商社マン、特にタイでの商社マンは夜の接待も多いと聞きますから、そんな彼にとってまさに天職と言えそうですね(現在の月収は10万バーツ以上という噂ですよ)。

 

コールセンター業務3ヶ月Bさんのその後のキャリア

Bさんは僕がコールセンターで働きじめて、8ヶ月目あたりに入社した女性でした。あまり目立つ方ではなくおとなしい方だったように記憶します。

女性同士では、タイで働く駐在員の日本人と結婚したいと口癖のように言っていたようですが、その2〜3年後、本当に駐在員の旦那さんをもらいました。

ときどきFacebookでも旦那さんとお子さんとの写真がタイムラインに流れてきますので、今でも仲良くタイ国内で暮らされているみたいですね。

ただし駐在員ですから、もう少しすると家族で本帰国されるようです。

 

タイ・コールセンターで働く選択肢は有りか無しか

記事の冒頭でも書きましたが、僕が実際にタイのコールセンターで働いてみた感想は、”タイのコールセンターで働く経験は全然アリですが、それで一生暮らそうとは思わない”です。

つまりコールセンターはタイ移住のための最初の一歩として据えると悪くない選択肢ですし、日本語しか話せない方やスキルのない方にとっては、かなり大きなチャンスとも言えそうですね。

また日本の環境に疲れたという方にとっても、とりあえず一時的にでも日本から逃げ出せる場所として、タイのコールセンターはアリかもしれません。

ただし、テレビ番組『幸せ!ボンビーガール』で言われているほど快適ではない場面も多々ありますので、それも含めてタイが楽しめる方限定でお越し下さい。

タイに来るか来ないか、選択するのはあなた次第です!

 

質問やコメントなどは僕のTwitterへどうぞ

今記事への質問・感想などが有りましたら、お気軽に僕のツイッター@patnaree_thaiからお問合せ下さい。

お答え出来る範囲で、最大限の回答をさせて頂きます。

 

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2 件のコメント

  • 記事読ませて頂きました。
    とても丁寧に書かれていて凄くわかり易かったです。ありがとうございました。

    私は今まさにタイでコールセンターのお仕事をしようか迷っている最中です。
    タイには何度も行った事があり、どの様な環境か、あと食事の面などある程度はタイの事を知っているつもりではいます(笑)

    私の問題が、コールセンターの業務の経験がまずない事(接客のお仕事をしていたので話す事自体に抵抗はありません)、そして今半年以上無職の状態なのですが(鬱等ではありません)それでもやっていけるか、もしくはそれ以前に受かるかが心配です。。

    面接等は厳しいのでしょうか?
    詳しい職歴等は必要になってくるのでしょうか?

    そのへん教えて頂けると有り難いです。
    宜しくお願い致します。

    • マリーさん

      僕のブログを読んで下さり、またコメントまで頂き誠にありがとうございます。
      今まさにタイでコールセンターのお仕事をしようか迷っているとのことで、僕なりのアドバイスをさせて頂きますね。

      マリーさんの年齢が分かりませんが、接客業をされていたのであればきっと問題ないと思います(僕自身、コールセンター業務なんてしたことありませんでした)。
      また、半年間のブランクも大したことないと思います(僕も2年近く無職に近い時期がありました・・笑)。

      履歴書については、日本でアルバイトに応募するときに書くアレ程度で全く問題ないです。
      また、面接も日本のアルバイトのときのアレとほとんど変わりません。

      最後にお伝えしたいのですが、タイにある他の日系企業も先ずは受けてみてはいかがでしょうか?受けるだけならタダですし、それで合格すればラッキーではないですか。

      初めから自分はコールセンター以外受からないかも・・と、可能性を狭めてしまう必要は無いかと思いますね。

      他にも何か聞きたいことがありましたら、どしどし聞いて下さい(Twitterもやってますので!)。
      コメントありがとうございました。

      パナリーさんより

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