海外移住してから、早いもので2年と6ヶ月が経ちました。僕が移住した国は、日本人移住者にも人気が高い東南アジアのタイです。
大学生の頃から憧れていた海外移住ですが、いざ思い切ってからは全てがトントン拍子に進んでいきました。そんな僕の(どうでも良い)移住秘話を聞いて下さい。
少しでも、あなたのきっかけになれば嬉しいです(質問などもドシドシ募集中!僕の連絡先は、本記事後半で)。
CHECK海外移住方法おすすめ15選!仕事や留学などあなたに合った移住プランまとめ。
海外(タイ)移住をしようと思ったきっかけ

海外移住をしようと思ったきっかけですが、特に明確な目標があったわけではありません。ただ、日本で暮らしていてもつまらないし、たぶん刺激が欲しかったんだと思いますね。
そして世界190ヶ国以上あるなかで、なぜ僕がタイを選んだかとよく聞かれますが、大学生の頃に何度か訪れていたので、大変愛着のある国だったからです。
とは言いつつ本当は、大学卒業後も何度が訪れていたときにタイ人女性(現在の奥さん)と出会ったことが、やはりタイ移住を決めた大きな理由でした。
それが、今から約4年半ほど前のことです。
何もないから直ぐに行動できた
現在の奥さん(当時は彼女)との出会いをきっかけに、僕の海外移住計画(と言ってもタイ)は、現実感が増していったことを、今でも鮮明に覚えています。
”全てを捨てて海外に出るのって怖くないの?”とか、”今の生活には戻れないかもよ?”とか、いろいろな方にたくさんアドバイスを頂いたのですが、正直、僕には理解できませんでした。
だって、僕は大企業に勤めていたわけでもありませんし、むしろ大学卒業後はフラフラとしていて定職にも就いたことない、ダメなやつだったからです。
しかし、だからこそ、思い立ったタイ移住を直ぐに行動に移せたのかもしれません。
海外移住の準備資金を賢く貯める方法

先ほど、海外移住について何もないからこそ直ぐに行動できたと書きましたが、とは言っても僕がタイで暮らすまで約2年くらいの準備期間がありました。
なぜそれほどまでに準備期間が必要だったかと言うと、無鉄砲な僕ではありますが海外移住の準備資金を貯めておこうと、しっかりと働いたからです。
この2年間の準備期間は、僕にとって最良の選択でした。我武者羅に働いた甲斐もあり、貯金総額はなんと300万円くらい。
その方法を、海外移住を目指すあなたに伝授します。
リゾートバイト(住み込みバイト)
海外移住資金を稼ぐために、最も役に立った方法が「リゾートバイト」でした。リゾートバイト(通称リゾバ)とは、日本の地方都市で住み込みのアルバイトをする業務です。
僕は3〜6ヶ月おきに地域を転々とし、2年間で5都市のホテルや旅館でフロント業務・中居業務などをさせてもらいました。また、冬場はスキー場での業務もあり、リフト券売やお土産ショップの店員など、さまざまです。
リゾートバイトは住み込みのアルバイトですから、家賃や光熱費などの固定費がタダ。また、働くホテル(旅館)によっては、朝昼晩とまかないを提供してくれるので、稼いだお金のほとんどが貯金できました。
海外移住資金の多くは、この住み込みのアルバイトを通して貯めたお金です。
記事ライター(在宅ワーク)
2つ目に役立った方法が「クラウドワークス」でした。クラウドワークスとは、在宅でお仕事が出来る案件を多く取り扱っており、僕は主にライター業務をしていました。
ライター業務だったらリゾートバイトの合間に出来ますし、住み込みバイトと大変相性が良かったんですよね。1記事あたりの単価は低いですが、コツコツ積み重ねると文字単価も上げてもらえました。
リゾートバイトが休みの日は特に外出することもなく、部屋にこもってライター業務。これだけで月1〜3万円くらいの追加収入になりましたよ。
タイに向かうための渡航費や、海外移住前の各種諸経費に企てました。
海外移住後の生活@タイ(結婚・就職・子育て)

「海外移住」を目指して2年後。いよいよ僕は、片道切符だけを持ってタイに向かいました(厳密には、片道だとタイ入国が出来なと言われ、空港でプノンペン行きチケットを購入)。
タイに着いてからは忙しく、結婚式を上げたり(日本と同じように結納したり)、婚姻届を提出し配偶者ビザを取得したりと、2〜3ヶ月が慌ただしく過ぎていきました。
結婚式や配偶者ビザの取得または車の購入など、思ったよりもお金が飛んでいきましたが、やはり海外移住前に準備資金を貯めておいて、本当に良かったです。
下記では、タイ移住1年目から現在まで、僕の(どうでも良い)生活を簡単に紹介しますね。
1年目:完全ニートの外こもり生活
タイに来て1年目。最初の2〜3ヶ月は、結婚式やら配偶者ビザの申請やらで慌ただしく過ぎ去りました。しかし、それ以降はわりと暇で、バンコク市内を散歩したりと時間を弄んでいた印象。
幸いにして海外移住資金用の貯金もまだあったので、完全ニート(外こもり?)生活を楽しんでいました。また、タイ人奥さんが休日の日を利用して、国内外を旅行したり。
今思うと、あのときの自由な時間を利用して、読書したり語学勉強したりしておけば良かったと、大変後悔しています(後悔先に立たず・・)。
2年目:タイでひたすら働く日々
完全ニート生活を終えたタイ移住2年目。ずっとフラフラとしているのにも飽き、また夫婦で話し合って子どもを授かりたいと思い、安定を求めタイ就職することに。
幸い仕事は直ぐに決まったのですが、はじめての会社員かつ日本ではない職場、おまけに全くの未経験職(製造業)ということもあり、毎日残業続きの1年間でした。
タイ就職に興味がある方は、「タイ現地採用の給料やボーナスと福利厚生の話。」で詳しく書いていますので、ぜひ参考にして下さい。
3年目:はじめての海外子育て奮闘記
娘が生まれてパパになったタイ移住3年目。昨年は残業続きで忙しかった会社も、1年間働けば仕事内容も覚え残業がほぼなくなりました。
それと時を同じくして娘が生まれ、奥さんと僕の「海外子育て」奮闘記が始まります。とは言っても、育児のほとんどを奥さんが担当してくれ、僕は仕事に専念することに。
タイ生活2年と6ヶ月の現在、幸いにして奥さん・娘・仕事に恵まれ、僕はこうして幸せな人生を異国の地で送ることが出来ています。
海外移住はおすすめか否か?

僕の例を読んでみて、あなたは海外移住にポジティブな印象を持ったでしょうか?
たまたま僕の運が良かったという可能性も十分に考えられます。また、僕なんてまだ海外に出て3年目ですから、もしかしたら今後悪くなる可能性だってあります。
だから最後に言わせて下さい。安易に海外移住をすることは絶対におすすめしません。ましてや準備なしに日本を飛び出すなんて、かなり無謀だと思います。
ですが本当に海外移住をしたいという夢があるなら、絶対に挑戦してみるべきです。ただし、準備は万全に(Be Prepared!)。
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